2007年05月30日

No.33 「ウォーキング大会時に生じた肉ばなれ」

Q:
「ウォーキング大会で歩いていた途中、急に太ももの内側が痛くなり、2ヶ月経っても痛みがなかなか消えない。
ウォーク後にアイシングはしているが、他にもできることはないか?」

A:
この方を診察したところ、
痛みの部位を指で押すと局所的な痛みがあること
抵抗をかけて筋肉に力を入れさせたときの痛みがあること
などから、太ももの筋肉(内側広筋)の軽度の肉離れ(肉ばなれ)と考えられました。

肉離れとは、筋肉の一部が切れている状態です。
ダッシュやスピード走行などで起こりますが、ウォーカーの方々にも太ももやふくらはぎに生じる場合があるようです。

今回はまず、肉離れの一般的な特徴について説明します。


●肉離れ(肉ばなれ)はどのように生じるか
肉離れのほとんどは、以下のような場合に生じていることがわかっています。

@筋肉が引き伸ばされながら働いているときに生じる。

A多くは、股関節と膝の間にある太ももの筋肉や膝と足関節の間にあるふくらはぎの筋肉など2つの関節にまたがる筋肉に生じる。

B筋肉が腱(筋肉と骨をつなぐバンド状の組織)につながっているところが切れやすい。



●ウォーカーと肉離れ(肉ばなれ)
ウォーキングにおいては、ゆっくりと歩いているときはまず生じることはありませんが、

 @急に速いスピードで歩く
 A信号待ちの後に急にダッシュする
 Bすべる

などのように急に大きな力が加わったときに、太ももやふくらはぎに生じることが考えられます。

寒い日の歩き始めで筋肉が温まっていないときや休憩時に汗をかいて筋肉が冷えたときの歩き始めは特に注意しましょう。
中高齢の方は、筋肉の柔軟性が低下してきますので、ウォーキング前のストレッチが重要です。

次回は、肉離れのときにみられる症状についてご説明していきます。
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ウォーキングのための膝痛、腰痛などのセルフケア−PPKに向けて歩こう!
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スポーツのこんな症状に


posted by ヤノケン at 23:00| Q&A:「大会時の肉ばなれ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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