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ひざの内側の痛みは中高年の方々、特に女性に多くみられます。
その多くは上記の通り関節面のすり減りによるもので、その状態で歩き続けることにより関節の炎症がひどくなるために痛くなるのです。
この対策は、以下の3つに大別できます。
@痛む部位の炎症をしずめる
すり減りを生じた関節の内側などには炎症が起こっています。
炎症はウォーキングなどの運動によってひどくなりますが、この炎症を早くしずめることで痛みをやわらげます。
A太ももの柔軟性や筋力などを改善する
太ももの筋肉はひざにかかる衝撃を吸収し、またひざを安定させています。
しかし、ひざを痛めると太ももの筋力や柔軟性が低下してしまうため、これを回復させることが重要なのです。
Bひざにかかる衝撃や荷重を減らす
前述のAと逆に、ひざにかかる衝撃や荷重自体を減らすことも重要です。
体重を減量したり、シューズや装備といった用具を改善したりすることで衝撃や荷重を減らすことができます。
次回以降、上記の項目について具体的にご紹介していきます。
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