
A:まず今回は変形性股関節症についてご説明します。
この疾患は、股関節が「すりへり」を起こしたことにより、
痛みなどの症状が生じるものです。
加齢や過体重、重労働やスポーツなどが原因として
挙げられます。
また、股関節の形状に問題がある場合も生じやすいようです。
●変形性股関節症の症状
以下のような痛みやこわばりなどの症状がよくみられます。
・歩いているとき突然に、太股の付け根あたりに痛みが生じて歩けなくなる
・歩行時や階段を昇る際の痛み
・起床時や長時間座った後の股関節のこわばり
・股関節の動く範囲の減少(横に開かない等)
・座った状態からの太ももの挙げにくさ
(爪が切りにくい、靴下が履きにくい等)
・そけい部(太もも前側の付け根)の奥の方での異音、引っかかり感

●変形性股関節症で痛みが生じる部位
多くの場合、そけい部や殿部(おしり)に痛みが
生じますが、太ももや膝付近まで痛みが感じられる
こともあります。
坐骨神経痛とも誤認されやすい疾患です。
また、他の股関節疾患(大腿骨頭壊死、

注意が必要です。
※現在お困りの症状があれば、自己判断は避け専門医の先生の診察を受けることをお勧め致します。
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